DB(ドイツ鉄道)博物館はこんなに面白い! ~世界の鉄道博物館


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ドイツ鉄道旅行のメインの一つに、ニュルンベルクにあるDB(ドイツ鉄道)博物館をに立ち寄る!がありました。海外で初めての鉄道博物館だったので、ワクワクドキドキでしたがそれを裏切らない面白さだったので紹介しようと思います。

ここニュルンベルクは1835年、近郊のフェルトを結ぶ6キロの鉄道がドイツで初めて開業した地です。当時走行していた蒸気機関車、「アドラー号」がレプリカですがなんと動態保存されており、2000年、2001年とニュルンベルク近郊で走行もしております

 

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背の低い車体が特徴のアドラー号 走行も可能な状態で保存されている

ニュルンベルクはICEを利用してミュンヘンから約1時間、フランクフルトから約2時間の距離にあります。今回は旅の途中に経由したため、ベルリンからICEで4時間以上かけて立ち寄りました。

訪問前、パリ~ベルリンを国際寝台列車、DB NachtZug (DBナハトツーク)に乗車しました。合わせて読んでください↓

 

 

adan-a.hatenablog.com

 

 

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ドイツの高速鉄道、ICE 写真は振り子するICE-T

 

 

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駅から徒歩20分の所の旧市街地には古城カイザーブルクがあり、市街地を一望できる

 

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名物、ニュルンベルクソーセージは短めでパリッと仕上がってて絶品

駅から徒歩10分ほどで鉄道博物館に到着。案内があるため迷わないと思います。ドイツらしい立派な建物と旗を見つけて、入場料€4を払って中に入ります。(入場料は2007年9月時点)

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 石造りの歴史ありそうな建物。中がどうなっているのか期待をして入っていきます。

まず実物大の車体が目につきます。現役で走っているICEをはじめ、旧型電気機関車、初代蒸気機関車、貨車もあります、日本のとはまた違っていて詳しくわからなくても十分楽しめます。

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ICEはよく磨かれていました

 

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昔の機関車も状態がいい

 

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小型貨車の展示も 砂利搬送貨車でしょうか?説明も手前にありますが読めずわからず

 

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豪華客車 横から車内も見れました

 

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カラフルなアドラー号の展示も

奥に進むと大きい模型の展示、HOゲージの展示とレイアウトの展示もあります。

 

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しれっとスイスの写真も。ベルニナ急行の名所、ランドヴァッサー橋です。自分も実際乗って窓から写真を撮りましたがまさかの工事中で・・・

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乗車時の写真。窓越しなので写真写りが悪いですが、赤いシートに包まれてしまっています

 

 

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信号展示もありました、日本みたいに5灯式とかじゃないんですね

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ポイント切り替えは日本と仕組みが一緒に見えます

一番楽しみにしていたのが鉄道模型レイアウト!決まった時間に係員が動かしてくれます、動くと子供も大人も集まって賑わっていました。

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ちょうどいい大きさのレイアウト、風景もマッチして魅入ってしまいます

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別のコーナーにも小型レイアウトが 思わず立ち止まってしまいます

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HOゲージがずらり、うちのも欲しい・・・

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車や船輸送の展示もあります。さらっと流して写真がありませんが、電話機の展示もありました。

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そして運転コーナーがありました、ICE-1型でしょうか、人だかりができていて、もちろん自分も並びます。操作はもちろんわからず・・・並んでいる途中に前の人のを見て予習を。

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どこの国もシュミレーターは大人気なんですね

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ドイツ語の操作方法のパウチと音声、もちろんわからずマスコンらしきハンドルを倒してみたら無事に発車、しかし1分ほどで音声とともに停車してしまいます。何度やっても同じ現象。今思えばEB装置(1分操作しなかったら緊急停止する機能)が働いていたのかもと。

今後の予定もあり、駆け足で見て回っても1時間半ほどかかりました。最後に出口近くの小さめのお土産屋に寄ってまた30分物色してしまう・・・でもこれが旅の醍醐味、至福の時間です。トートバック(€1.5くらいだったかな)、トランプ、ペンを購入して今でも宝物です。

ニュルンベルクの街並み、博物館、食事とじっくり回ると1日かかりますが、さらっと回れば半日コース、鉄道好きはもちろん、そうでない方も楽しめると思います。海外の鉄道博物館は今回が初でしたが、これをきっかけにこの先各国の鉄道博物館を回ることになるとは。

                    (記事は2007年、9月訪問時になります)

 

 

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近郊列車、可愛い赤い新型車両

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1時間かけてミュンヘンへ、翌日は鉄道でノイシュバンシュタイン城の最寄り駅、フッセンへ行きます