子育てパパ・ママのプラレール お座敷レイアウトのススメ 2回目

 

f:id:Adan-A:20200509225811j:plain    お座敷レイアウトのススメ 二回目

 

橋脚が手に入ったので、

一部二層式にして

エンドレスにしたレイアウトです。

ポイントを設置して2列車同時運転可能です。

 

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2列車同時運転をすると、写真左下の曲線で

接触するときがあります。

橋脚部分を伸ばすか、カーブの改良が必要です。

 

DB NachtZug (DBナハトツーク)乗車日記 ~世界の寝台列車


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世界中から観光客が集まるフランス、パリ。今回はここからドイツの首都、ベルリンまでの国際寝台列車DB NachtZug (NZ)(DBナハトツーク)に乗車します。NachtZugとは、ドイツ語で「夜行列車」を意味し、2007年12月改正でシティ・ナイト・ラインに統合され、残念ながら2014年12月改正でフランス~パリ間も廃止となってしまいました。(2007年、9月乗車)

今回、寝台列車を利用したのはいくつか理由があります。

 

  1.  日本以外で寝台列車に乗ったことがなく、どんな感じか気になった。
  2. ベルリンまで飛行機では中途半端な距離、高速列車乗り継ぎでかなりの時間がかかる、その点寝台列車は寝ている間に移動出来て宿泊代も浮く。
  3. 乗り放題パス、ユーレイルパスを持っており、寝台利用が割引になる。
  4. 寝台移動が快適なら今後ほかの国に行ったときにも積極的に乗るプランにする。 

この中でやっぱり

  1.  日本以外で寝台列車に乗ったことがなく、どんな感じか気になった。

が一番の理由です、ちゃんと定時に着くのか、国際列車だからパスポートはどうするのか、車内の雰囲気はどうなのか?なんてことを思いながらワクワクしながら乗車しました。

 

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出発地、パリのルーブル美術館。じっくり回ると1週間は必要とか。

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ノートルダム寺院、この記事を書く数日前に火災で焼失してしまいました。。。

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ロンドンへの国際高速列車ユーロスター、初代塗装で今は新色になっており新車の車両も投入されています。

 

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国際列車タリス、こちらも今は新塗装で走っています。

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DBナハトツーク、今回は個室寝台車に乗車

パリの大きい発着駅は7つあり、各方面によって駅が異なります。日本でいうと昔の東京駅、上野駅池袋駅新宿駅、渋谷駅、品川駅みたいなもんでしょうか。今は湘南新宿ライン上野東京ライン、私鉄も直通運転がされてますが、常磐線始発駅は上野駅東海道線に乗るには東京駅のように異なっていました。まず乗車駅を間違えると当然列車はいません、充分注意です。今回のDBナハトはパリの東駅から乗車します。

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個室がずらりと並んでいます

日本の寝台のようにクラスによって分かれています。

  1. 個室寝台車、日本の個室A寝台に相当する、シャワーとトイレが室内に完備。朝食が無料で配られるサービスあり。
  2. 簡易寝台車(クシェット)、日本のB寝台開放車に相当、4人または6人分の寝台を備えた簡易個室。
  3. 座席車、日本のムーンライトの座席夜行列車のようなもの。

今回は車内の治安が不明、荷物が多い、シャワーにできれば入りたいとの理由で1等個室寝台車を選択しました。

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二段ベット構造。シャワー、トイレ完備だがかなり狭い

車内はかなり狭かっです。今回は2人での旅だったので2人部屋を予約しましたが、1人ならもう少し広いのかな?寝台なので仕方がないと割り切り、着替えも後にして発車前に事前に買い込んだワインを開けて乾杯!

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しばらくしてコトコトと静かに走り出す、この瞬間も寝台列車の醍醐味です。

少し走行したところで、車掌がキップの拝見に来ました、そこで「パスポートを預からせてくれとのこと。国際寝台列車は車掌にパスポートを預けて朝に返却するシステムだそうです。

シャワーは走行中なのでもちろん揺れます。揺れが大いに気になるようなら途中駅停車前後を見計らって入るのがよさそうです。

ベットは少し狭いながらも寝心地がよく、疲れとワインも効いてきてぐっすり眠れました。ベルリン中央駅に8時過ぎの到着予定ですが、6時半頃には起床して準備完了して、ぼーっと景色を見ていました、今どのあたりかもわからず。。。

少しして車掌が朝食と預けたパスポートを一緒に返してくれました。朝食はパン、バター、オレンジジュースとコーヒーがセットになっています。

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ベルリン中央駅到着時、機関車が変わっていました、ドイツ国内のどっかで交換したのかな?

無事に駅に到着。1.2時間遅延覚悟でいましたが、なんと定時に到着しました!

海外の鉄道は遅延が普通、特に寝台はよく遅れると本で見ていたのでこれにはびっくりしました!

心地よい涼しさでホームに降り、体を伸ばし真新しいベルリン中央駅を散策します。

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まだ駅舎ができたばかりで周辺は工事中でした

乗ってみて個室のせいもありますが車内の雰囲気はかなり良く、やっぱり朝着くと目的地に着いてる時間の節約がすごいと感じました。今回が初、海外の寝台乗車でしたが、今後も積極的に寝台を利用していきます。そして、

残念ながら2014年12月改正でフランス~パリ間は廃止

 

となっております、ご注意ください。他の経路の寝台(CNL)はまだまだ健在です。

この後ベルリン観光後、ドイツ鉄道博物館があるニュルンベルクに向かいます。ドイツ鉄道の訪問日記もありますので参考にしてください。↓

 

 

adan-a.hatenablog.com

 

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DB(ドイツ鉄道)博物館はこんなに面白い! ~世界の鉄道博物館


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ドイツ鉄道旅行のメインの一つに、ニュルンベルクにあるDB(ドイツ鉄道)博物館をに立ち寄る!がありました。海外で初めての鉄道博物館だったので、ワクワクドキドキでしたがそれを裏切らない面白さだったので紹介しようと思います。

ここニュルンベルクは1835年、近郊のフェルトを結ぶ6キロの鉄道がドイツで初めて開業した地です。当時走行していた蒸気機関車、「アドラー号」がレプリカですがなんと動態保存されており、2000年、2001年とニュルンベルク近郊で走行もしております

 

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背の低い車体が特徴のアドラー号 走行も可能な状態で保存されている

ニュルンベルクはICEを利用してミュンヘンから約1時間、フランクフルトから約2時間の距離にあります。今回は旅の途中に経由したため、ベルリンからICEで4時間以上かけて立ち寄りました。

訪問前、パリ~ベルリンを国際寝台列車、DB NachtZug (DBナハトツーク)に乗車しました。合わせて読んでください↓

 

 

adan-a.hatenablog.com

 

 

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ドイツの高速鉄道、ICE 写真は振り子するICE-T

 

 

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駅から徒歩20分の所の旧市街地には古城カイザーブルクがあり、市街地を一望できる

 

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名物、ニュルンベルクソーセージは短めでパリッと仕上がってて絶品

駅から徒歩10分ほどで鉄道博物館に到着。案内があるため迷わないと思います。ドイツらしい立派な建物と旗を見つけて、入場料€4を払って中に入ります。(入場料は2007年9月時点)

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 石造りの歴史ありそうな建物。中がどうなっているのか期待をして入っていきます。

まず実物大の車体が目につきます。現役で走っているICEをはじめ、旧型電気機関車、初代蒸気機関車、貨車もあります、日本のとはまた違っていて詳しくわからなくても十分楽しめます。

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ICEはよく磨かれていました

 

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昔の機関車も状態がいい

 

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小型貨車の展示も 砂利搬送貨車でしょうか?説明も手前にありますが読めずわからず

 

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豪華客車 横から車内も見れました

 

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カラフルなアドラー号の展示も

奥に進むと大きい模型の展示、HOゲージの展示とレイアウトの展示もあります。

 

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しれっとスイスの写真も。ベルニナ急行の名所、ランドヴァッサー橋です。自分も実際乗って窓から写真を撮りましたがまさかの工事中で・・・

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乗車時の写真。窓越しなので写真写りが悪いですが、赤いシートに包まれてしまっています

 

 

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信号展示もありました、日本みたいに5灯式とかじゃないんですね

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ポイント切り替えは日本と仕組みが一緒に見えます

一番楽しみにしていたのが鉄道模型レイアウト!決まった時間に係員が動かしてくれます、動くと子供も大人も集まって賑わっていました。

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ちょうどいい大きさのレイアウト、風景もマッチして魅入ってしまいます

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別のコーナーにも小型レイアウトが 思わず立ち止まってしまいます

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HOゲージがずらり、うちのも欲しい・・・

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車や船輸送の展示もあります。さらっと流して写真がありませんが、電話機の展示もありました。

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そして運転コーナーがありました、ICE-1型でしょうか、人だかりができていて、もちろん自分も並びます。操作はもちろんわからず・・・並んでいる途中に前の人のを見て予習を。

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どこの国もシュミレーターは大人気なんですね

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ドイツ語の操作方法のパウチと音声、もちろんわからずマスコンらしきハンドルを倒してみたら無事に発車、しかし1分ほどで音声とともに停車してしまいます。何度やっても同じ現象。今思えばEB装置(1分操作しなかったら緊急停止する機能)が働いていたのかもと。

今後の予定もあり、駆け足で見て回っても1時間半ほどかかりました。最後に出口近くの小さめのお土産屋に寄ってまた30分物色してしまう・・・でもこれが旅の醍醐味、至福の時間です。トートバック(€1.5くらいだったかな)、トランプ、ペンを購入して今でも宝物です。

ニュルンベルクの街並み、博物館、食事とじっくり回ると1日かかりますが、さらっと回れば半日コース、鉄道好きはもちろん、そうでない方も楽しめると思います。海外の鉄道博物館は今回が初でしたが、これをきっかけにこの先各国の鉄道博物館を回ることになるとは。

                    (記事は2007年、9月訪問時になります)

 

 

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近郊列車、可愛い赤い新型車両

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1時間かけてミュンヘンへ、翌日は鉄道でノイシュバンシュタイン城の最寄り駅、フッセンへ行きます